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ワンド(棍棒)

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解説

ワンドとは棍棒のことで、エレメントは火です。情熱や活動的な意味も持ちます。

古代エジプトで大切にされてきた青色を使った棍棒が象徴として描かれています。

青は空やナイル川の色であり豊穣や繁栄の象徴とされており、古代エジプトにおいて大きな意味を持った色でした。そこで誕生した人類最古の合成顔料顔料『エジプシャンブルー』この顔料は壁画やミイラの棺、陶器の色付けなどに用いられていたそうです。立ち位置、マイルストーン、ポイント、兆しや予兆を現します。

正位置

ワンドは、情熱的でやる気に満ちている時や、燃え盛るような恋が訪れる時に出現しやすいカード達。ワンドが出たときは意欲的になんでもチャレンジしたり、何か新しいことを始める時たりするにはピッタリのタイミングだと捉えることができるでしょう。

ですが欲の出しすぎには気をつけましょう。

ほしい物を得たことで「手放したくない!」とやっきになってしまうこともありますが、燃えているときほど、冷静に火の行く末を見る必要があることを、ワンドのカード達は教えてくれているようです。

また、カードの絵柄にも注目してください。ワンドのカードには水色の背景が多いのですが、水色は「精神性」を表しています。まだ自分でも気づいていない理想や情熱が湧き出てくる。そんな事を予感させるカードでもあります。

逆位置

ワンドの逆位置は、なんだかやる気がない、手にしたものを失ってしまいそうというときに出現しやすいカードです。でも、落ち込む必要はありません。ワンドの力の使い方を「ちょっと」間違えているだけです。

アウトドアなどでも火を起こすのは大変な作業です。でもコツをつかんで、少しでも火が付くと、あっという間に燃え広がります。ワンドの逆位置は、ほんのちょっとの工夫や気づきで「うまくいかない」と思っていたことが嘘のようにうまくいきはじめるという、可能性を秘めたカードなのです。

それぞれのカードは、その「コツ」を教えてくれています。勢いよく同じ方向に突き進んでいるカードがあったり、若者たちが争っているカードがあったり。

それが、逆位置で出たということは…?ワンドがあなたに伝えたいメッセージをじっくり見つめてみると、新たなことに気づくでしょう。

 

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