絵柄解説
慈悲と母性の女神オペトが描かれています。後にタウエレトと*1と同化します。名前は「偉大なるもの」「偉大なる彼女」を意味する。 直立歩行するカバ描かれています。雄カバは獰猛で人々に恐れられていましたが、雌カバは禍を避ける神とされ、女性、妊婦、出産、乳幼児の守護神とされました。また母親の女神としてセクメト*2やハトホル*3と同一視されていました。
そして隼ないし隼の頭を持ち、太陽と月の両眼を持つ天空神ホルス*4の目が描かれています。ホルスの目*5は古代エジプトのシンボルとされており、健康・豊穣・完全性の象徴。死者の審判においては、アヌビス神とともに死者の罪を計量する秤の傍に立ち、是非を判定。死者の名前を書いたリストを所持している。
正位置
お金、宝物、財政再建、大切なもの、手に入れる
総:夢が叶う、リスタート
金:納得が行く、リスタート
恋:継続して努力
心や物質的な豊かさや経済的な成功を表し、正位置ではそれを手に入れるという、とても良い意味があります。
逆位置
大きな損失、破綻、財産を失う、紛失する、経済的な悪化
総:納得がいかなくても結果を受け入れる
金:努力すれば納得いく結果が出る
恋:努力が必要
手にしていた財政的な豊かさである、お金や資産、権利などを失い、大切なものを紛失してしまう可能性があるといえるでしょう。