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タロットカードの数字の意味

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タロットカードの数字の意味:「1」

数字の「1」は、物事の始まり、スタートを意味します。また、「節目」や「(ひとつに)まとめる」という意味もあり、物事の基礎のキ、を成す数字です。
ちなみに、「1」は物事の基礎となる部分であり、それ以降の可能性も示唆しますが、「唯一」という言葉があるように、他を排除する性質も同居します。ネガティブに作用すると「それだけ」「絶対的」という性質が強くなってしま」うことがあります。
なお、「1」は奇数ですから、自ら動く能動タイプ。この数字の意味を受け取るためには、自分が主体となり動くことが求められます。

タロットカードの数字の意味:「2」

数字の「2」は、相対性を表します。ただし、自分以外の「他」を知ることができるだけで、「二者択一」や「客観的な視点」に立つわけではありませんから、選択する、という意味はありません。一方的に「わたしとは違うものがある」という比較をするだけの数字です。
とはいえ。「自分」と「自分以外」があってはじめて、世界の認識が広がります。ですから「2」は潜在的な可能性を秘めている数字です。
「2」は偶数ですから、受動的です。自ら動くことはないため、選択や決断を意味することはありません。どちらかといえば、選択や決断をするために慎重に考える、ことを意味するカードです。

タロットカードの数字の意味:「3」

数字の「3」は、生産や創造を意味します。豊かさの象徴となる数字です。
ここでようやく、「自分」と「自分以外」の視点が生まれることになります。物事を客観できる目が持てるようになることもそうですが、自分と自分以外を組み合わせることで「まだ見ぬ何か」を生み出せるようになります。具体的にいうと、「子どもを産む」ことや「新商品を開発する」ことを示唆します。
「3」は奇数です。新商品、もちろん恋愛も出産も、自分で動かなければ手に入れられないものだといえます。

タロットカードの数字の意味:「4」

数字の「4」は、安定や定着を表します。
物事が普及をし、定着することで基盤ができあがる、という数字です。
ただし、普及と安定ばかりを強調しすぎると、「みんないっしょ」が行き過ぎます。大が小を食らうことで、個性を排除しようとする動きを生じさせます。支配的になる一方で、平均化されることを良しとし、自由が妨げられることがあります。
「4」は偶数ですから受け身のタイプ。支配的になる、といっても、攻撃的な面はありません。内側まで価値観が浸透していくことで「みんないっしょがいい」という思い込みができあがり、それによって個性がなくなってしまう、そんなイメージに近いように思います。

タロットカードの数字の意味:「5」

数字の「5」の本質は「外に放つ」というところにあります。キーワードは「自己主張」「遊び」「自由」「こども」です。
自己肯定の高さを表す数字ですが、外の影響をはねのけるほど自己主張が強く、「個人の満足」を第一義とします。他を排除する、というよりも、「自分」に対する思いが強すぎるため、他に気を配ることができないのです。
「5」は奇数ですから、自ら動く、が基本姿勢にあります。「5」という数字をつかむには……3歳ぐらいの子どもをイメージすると、「5」の特徴をつかみやすいかもしれません。

タロットカードの数字の意味:「6」

数字の「6」は、環境との結びつきや選択を表す数字です。「相手によって自分も変わる」という相対性が強調されます。
また「6」は偶数ですから受け身です。つまりここでいう「選択」は、環境からの働きかけによって、あるいみ、「そうなるべくして選ぶ」という捉え方になります。
選択肢となるいくつかの対象と自分との間で揺れ動くイメージになりますが、自分以外の「他」の想いを汲み、配慮するがゆえ。繊細で気遣いができるからこその揺れ動きです。

タロットカードの数字の意味:「7」

数字の「7」の基本は、「目的に向かって突き進む!」ことにあります。行動行動行動!!! と連呼したくなるような積極的な数字でもあります。
ただし、行動ができるのは、向かうべき目的があるから。それは「夢」であったり「目標」であったり、「使命」といってもいいのかもしれません。
今の状況と目指したいところにギャップがあればあるほど、積極的な働きかけができるのです。
奇数で能動的ですから、ここでいう「行動!」には攻撃的な印象を持ってしまうかもしれません。ただ、その根底には、現実と理想のギャップに葛藤している姿があります。目指す目的地に向かうために、勝ち続ける義務を自ら負うことで、目の前に立ちはだかる高い壁をも超える突破力を養うのです。

タロットカードの数字の意味:「8」

数字の「8」は、力の集中や圧縮を意味します。「凝縮する」といってもいいかもしれません。
これまでに手に入れた力や、溜めこんできた経験からの智慧を使って物事を判断します。
判断力や説得力があることを示唆し、また、物事を見る目が養われていますので、何事にも動じず冷静な対応ができることを表します。
「8」は偶数ですから、自ら先頭を切ってあれこれ指図をする、というよりも、どちらかといえば、誰かに頼まれて、相談されたから、あるいは、客観的にみて対処した方がいいから、具体的な智慧を出す、受け身のイメージです。

タロットカードの数字の意味:「9」

数字の「9」は、総合や総和を意味します。これまでの「1」~「8」の過程を総括する数字です。
これまで積んできた具体的な知識や経験を広い視点で総括します。物事を抽象的に捉えることで、もっと柔軟に対応できることはないかな? あそこにも応用できないだろうか? と考えることができるからです。
ただし「9」は奇数です。自ら動く性質を持ちますから、考えて終わり、ということではなく、自分からそれを試そうと動きだします。ただし、「9」ではその結果はでてきません。
「9」で表されるのは、応用しようと動くまで。結果は、その次の段階である、数字の「10」まで持ち越しです。

タロットカードの数字の意味:「10」

数字の「10」は、どんな形であれ、なんらかの結果が現れることを示唆する数字です。
たとえば、仕事での具体的な成果……昇進や栄転、あるいは、転職など。
自分の思い通りになる、とは限りませんが、少なくとも、これまで取り組んできた物事が結実することを意味します。
また数字の「10」は、ひとつの到達点を表すため、「終わり」と同時に、ここから次の段階へ進む「始まり」を含みます。そのため、「結果」以外に、「チャンス到来」「好機」という意味も持ちます。

 

数字の「0」や二桁以上の数字はどう読めばいい?

「0」は、なにも「ない」ことを表します。なにも「ない」のですが、「0」という形として表されるだけに、ここでは「1」の前準備である、と捉えます。

また、特に「10」は、「1」から「9」の結果を表わすことになります。
具体的には、「実現・チャンス・終焉・実績」などの意味があてはめられます。

ところで、この後に続く二けたの数字は、桁数の数字を足していき「1」から「9」までの数字に還元する方法を用いて、数字を一桁にして考えてみてください。

ただし二桁の数字を一桁にした場合は、もとの「1」~「9」とはニュアンスが変わります。
もともと10番台であったものは、<2番目の「1」~「9」>という捉え方をします。つまり、もとの「1」~「9」の意味を含みつつも逆相するのです。

たとえば、数字の「11」は、一桁にすると「2」になります。
もともと「2」は過去の価値観を大切にする数字であり、受動的で内向きでした。しかし「11」になると、これまでの積み上げてきた過去の価値観に「NO」を突きつけます。またそれは外に向かいます(もともと「11」は奇数です)から、社会的な変革を望みます。

占星術になじみがある方であれば、11番目のサイン「みずがめ座」からも「11」という数字に含まれている意味は連想しやすいかもしれません。

さて20番台は、<3番目の「1」~「9」>となります。
ここでは、もともとの「1」~「9」と、<2番目の「1」~「9」>の中庸となり、より発展的な立場をとります。

簡単にいえば……両方のいいとこどりをする、ということです。

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