解説
ソード=剣のエレメントは風です。思考や情報の意味させるシンボルになっています。
戦い、戦略、試練、修行、習得、経験、労力、心労といった外的要因からの影響や環境を現します。
シックルソードの形をした物に、古代エジプト
でもともと投擲武器として使用されていた「ケ
ペシュ」があります。斬撃用の刀剣として使う
こともできたケペシュは、紀元前17世紀頃に、
パレスチナから侵入してきたヒクソスという遊
牧民族や、海の民と呼ばれる正体不明の謎の
民族から取り入れられたのではないかと言わ
れています。
また、古代エジプトの歩兵用の武器としてだけ
ではなく、君主(ファラオ)が愛用していたこと
も判明しており、第18代王朝のファラオ・ツタ
ンカーメンの墓からは、2本のケペシュと、若き
ファラオがケペシュでライオンを打ち倒してい
る場面が描かれた儀式用の盾が副葬品として
見つかっています。