絵柄解説
ミイラの前でしゃがみ込み泣いている女性が描かれています。悲しみにくれ感情的になりコントロールができない。別れの寂しさが現れています。
正位置
悲観、不幸、苦悩、理性の敗北
総:悩み事は相談しよう
金:ダメなら支援してもらおう
恋:誰かに相談しよう
小アルカナカードの中でも、特に深い精神的な苦痛を意味します。
ですから、現状でそんな精神的な苦境に追い込まれているか、将来的にそのような苦痛を味わうことを、暗示しているのです。
逆位置
孤独、病気、罪悪感、絶望
総:諦めも肝心
金:体を大事に
恋:傷心を治すことに専念
過去から引きずっていた不安に、何らかの結末が訪れることを表します。そのため物事は回復へと向かうと解釈できるのです。
あくまでソードの9のカードが意味するのは、精神的な状態ですから、回復すると言っても現実が変わるというより、気持ちが楽になると言う方が適当でしょう。