解説
カップ=聖杯のエレメントは水です。感情や共感のシンボルになっています。愛情、感情、友情、友好といったコミュニケーションを現します。健康状態や体調なども表します。
古代エジプトでは杯や器の素材にアラバスターが使われていました。ここで最も頻繁に使われた白色顔料は「白亜」であった。これは白亜紀の甲殻類(こうかくるい)の炭酸カルシウムで、現在では「石灰」と呼ばれている。この頃には「石膏」(硫酸カルシウム)や「ハンタイト」(炭酸カルシウム-マグネシウム)も登場している。天然石膏は塩を含む河川の堆積物から成立し、岩塩と共に産出する。その中でも塊状になっていて、光沢と結晶構造を持つ天然石膏を雪花石膏(アラバスター)と言います。