絵柄解説
古代エジプト(特に新王国時代)期に製作され、神殿などに立てられた記念碑(モニュメント)の一種が描かれています。折れているオベリスクに気づかず支えている様子です。
塔の特徴は稲妻のような速度で劇的に変化を起こすことを意味します。
正位置
災難、事故、悲劇、惨事、突然の崩壊、破綻、転落
総:痛みは伴うが良くない物は取り除こう。
人:君子危うきに近寄らず。
金:欲を出し過ぎるとトラブルになる。
恋:別れた方が上手くいく
塔のカードは、タロットカードの中で、一番悪い意味を持つカードとして知られています。塔のカードの正位置は、災難や悲劇の到来を表します。天から降ってわくような問題が起きて、現実に身動きが取れない状態に陥る可能性があり、忍耐力や辛抱強さを試される時が来るでしょう。特に建築関係には大凶
逆位置
緊張状態、アクシデント、受難、不安、不幸、天変地異
総:どれだけ頑張っても手に負えない。
人:時間をかけて解決の道を探る。
金:覚悟を決めてトラブルを処理する。
恋:喧嘩別れしても今は修復できない。
この塔のカードが逆位置で開かれても、その意味は大きく変わらずに、災難や受難の時を表します。あえて正位置との違いを述べるなら、一瞬で結果が訪れるような災難ではなく、いつまでも不安定な状態が続いたり、不安な気持ちが続くような、中途半端な状態が維持されるということです。