絵柄解説
死者の書*1に登場する冥界の存在アメミット*2が描かれています。
この世で最も恐ろしい動物であるライオン、カバ、ワニの３種類の動物が合体した幻獣。
死後の世界で審判に失格した死者の心臓を食らうことであり、罪人にさばきをもたらす正義の神々の一柱もある。罪人には恐ろしい存在だが、正しき死者にとっては守護者であり、再生を手助けし、太陽のように、再生を繰り返し永遠に生きることを保証するという。
正位置
裏切り、誘惑、憎悪、嫉妬心、恨み、堕落、破滅、悪循環
悪魔のカードが正位置で出たのなら、誘惑による堕落や失敗が、待ち構えていると捉えて良いでしょう。現状が堕落して停滞しているのなら、誘惑に酔いしれる自分の心が問題の原因であり、ある意味、それを明確に告げる役割を果たしているカードと言えます。ギャンブルの耽溺に注意、凶
逆位置
回復、新たな出会い、誘惑を断ち切る、束縛からの解放、リセット
このカードが逆位置になると、その意味は堕落から回復へと心機一転します。死神のカードの受動的な再スタートとは異なり、自らの意思で人生を前進させていくような、主体的な変化や心の目覚めを意味します。
