絵柄解説
中央に新たな命をはぐくむ生の女神であり死者を導く女神ハトホル*1、左右にヒエリグリフでアンクなどが描かれています。古代エジプトにおいて、女教皇=神官は医師でもあり癒しの神。冥界に現れ死者を導き、諭す。死後の世界への旅を怖がる死者を落ち着かせたりと面倒見の良い女神様です。また運命を告げる女神とも言われています。牛の姿で描かれていることが多いです。
正位置
知性、理性、安心、聡明、期待、満足、直感
女教皇のカードが正位置で開かれると、知性や理性など知識を得ることや、冷静に物事を判断し対応している姿を意味します。感情に振り回されず、理性的に物事を判断する必要性が求められているといえます。また人との精神的な絆を大切にすることで満足感が得られます。文章関係に大吉
逆位置
悲観、無神経、現実逃避、批判的、無気力、疑心暗鬼、猜疑心
女教皇のカードが逆位置で開かれると、その意味も正反対に表れます。最も顕著なケースは、冷静さを欠いて感情に振り回されて自分を見失っていると捉えられます。状況の変化についていけず不安と不信感でいっぱいになります。